手をつなぐ5人のイラスト

「相続財産の種類が多いので、専門家にお願いしたい」「仕事で忙しく、遺産整理をする時間がない」「銀行より負担のない手数料で依頼したい」といったご希望に、相続手続きを専門にしている当事務所がお答えします。

相続の手続は複雑なものが多く、不慣れな個人では限界があります。

遺産整理とは「被相続人(故人)の相続財産に関する相続手続きを一括して委託すること」です。このページでは、当事務所に遺産整理を依頼すると「遺族に代わって何をしてくれるのか?」「銀行と手数料や内容を比較した場合どちらがおすすめと言えるのか?」を考察します。

遺産整理の手数料の相場は100万円以上

相続人にとって一番関心があるのは、やはり手続きにかかる費用であると思います。そこで、まずは遺産整理の手数料について考察します。

銀行・信託銀行の遺産整理業務に関する報酬料金は、相続財産の金額に応じた定額料金(パック料金)となっています。遺産が多くなればなるほど料金は高くなります。このパック料金の中には、登記の手数料や税務申告の費用、戸籍謄本の収集にかかった費用などは含まれていません。

当事務所の遺産整理業務に関する報酬料金は「割高なパック料金」ではなく、手続きにかかった費用だけを加算していく単純なもの(積算方式)です。

当事務所の独自の調査によると、遺産整理の手数料は、銀行・専門事務所ともに大きくわけて2つの料金体系に分かれています。

パック料金方式ほとんどの銀行が採用している料金体系
一部の専門事務所でも採用されている
積算方式銀行で採用しているところはない(当事務所調べ)
パック料金方式に疑問を持つ一部の専門事務所が採用している

遺産整理の手数料を比較してみた

それでは、条件を同じにして、できるだけ一般的な事例で報酬費用を比較してみます。銀行の報酬については、実際に存在する銀行のパック料金方式で計算しました。当事務所の報酬は、ウェブサイト上で公表している積算方式で計算しました。

【事例】
■相続人は配偶者、子2名
■総遺産額は8,000万円
■遺産として自宅の土地・建物、遠方に使ってない土地もある
■遺産として3つの銀行に預金口座あり
■相続税の申告手続は考慮しないものとする

都市銀行・信託銀行は、「財産比例報酬(基本報酬)」は、最低でも100万円であると案内しています。この中には、相続人の調査や、遺産の調査、遺産目録の作成、遺産分割協議書の作成などが含まれていると説明します。

これに対して当事務所には、「財産比例報酬(基本報酬)」はありません。実際に代行した手続きに応じた報酬額のみを加算していく「積算方式」を採用しています。ですから、パック料金方式にありがちな、パック料金以外に請求される「追加料金」もありません。

パック料金方式は一見すると低額に見える場合もありますが、追加料金を加算して計算してみると、結果として高額になってしまう場合もあります。この点は十分に注意する必要があるでしょう。

いずれにしても金融機関に依頼した場合と、当事務所に依頼した場合を比較して、行う作業はほとんど同じであるにもかかわらず、約4倍の費用の差があることを、どのようにお感じになられますか。

報酬合計(税別)内訳
銀行124万9,000円①財産比例報酬(基本報酬となる部分で相続登記以外の報酬をパック料金として計算)8,000万×1.512%=112万円
②相続登記報酬(パック料金には含まれず別途料金)=12万9,000円
当事務所32万9,000円①戸籍等の取り寄せの報酬=3万円
②相続登記の報酬=12万9,000円
③遺産分割の報酬=5万円
④預金株式の相続手続きの報酬=12万円

遺産整理の賢い選択とは?|どこが扱っているのか

現在、インターネットで「遺産整理」と検索すると、都市銀行や信託銀行が提供している遺産整理業務に関するページが検索結果の上位にあると思います。

数年前までは、遺産整理業務は銀行の独占状態にあり、主に富裕層が顧客となり利用されていました。たとえば口座名義人が多額の相続財産を残して亡くなった場合、その金融機関が故人の家族に対して「相続の手続はすべてこちらで行えます」という案内をして、相続人は他の選択肢を検討することもなく、そのまま銀行に依頼する流れです。

しかし、最近は相続手続きを専門とする弁護士事務所や司法書士事務所、税理士事務所などが同じ業務を扱うようになり、選択肢の幅は確実に広がっています(遺産整理の業務を司法書士ができることを知らないお客さまも多いのですが、司法書士には代理することが認められておりますのでご安心下さい)。

【遺産整理の業務を扱っているところ】
1、銀行(都市銀行や信託銀行が取り扱い)
2、専門事務所(弁護士・司法書士・税理士・行政書士など)

もし、被相続人(故人)が生前に銀行で遺言信託の契約(公正証書遺言の作成のこと)をしているのであれば、相続開始後の遺産整理は遺言の執行としてその銀行が行います。

ですから特別の事情が無い限り、契約をした銀行にお願いするのがよいと思います。ただし、以下で説明しますが、銀行の手数料は高額なことが多い為、銀行の費用に納得がいかなければ、相続が開始した後でも相続人から解約が可能な場合はあります。

このように、遺産整理を検討している遺族の方は、依頼先の対象を銀行に限定しないで、専門の事務所も含めて比較するとよい結果が得られると思います。比較する項目としては、具体的に代理する手続きの内容、経験や実績、知識、手数料などです。

遺産整理はワンストップが基本|全部やってくれなければ意味がない

銀行の遺産整理業務についてのWEBページを見ますと、概ね「相続人の調査、遺産の調査、遺産分割協議書の作成、不動産等の名義変更など、わずらわしい相続手続きをすべて代行する」とあります。

しかし、現実には、銀行が受けた遺産整理業務のうち、個々の相続手続きは他士業へ外注に出されることが多いのが実情です。

例えば、相続人の調査をするためには戸籍謄本の取り寄せが必要となりますが、これは司法書士に外注されます。登記事項証明書の取り寄せも司法書士に外注されることがあります。また、不動産の名義変更(相続登記)も司法書士への外注です。相続税の申告手続きは税理士への外注です。

それぞれの士業に外注すれば、中間手数料が発生しますから、直接専門事務所に遺産整理を依頼するよりも結果として料金は割高になります(銀行はこの手数料を「基本報酬」や「最低報酬額」としています)。

遺族としては、銀行に依頼すれば後の手続きはたとえ専門家への外注だとしても「ワンストップ」であることに変わりはないかもしれません。確かに「ワン・ストップ・サービス」とは、ひとつの場所でさまざまなサービスが受けられる環境・場所のことですから、一応この要件は満たしています。

相続税の計算や登記に関する手続等は、お客さまご自身で行うか、税理士や司法書士等の資格を持つ専門家に直接ご依頼いただく必要がございます。ご希望がある場合には、当行にて専門家を紹介いたします。遺産整理|三井住友銀行

しかし、これでは単なる「サービスの窓口」です。単なる窓口に、高額な「基本報酬」や「最低報酬額」を支払う意味があるのかをあらためて検討すべきでしょう。

当事務所でも「ワンストップサービス」を提供していますが、遺産整理として受けた手続きのすべては当事務所内で行い、外注するのは相続税の申告手続きのみです(一般的なケースの場合)。外注先もパートナー税理士であるため、その間に手数料や紹介料は一切存在しません。

しかも、依頼を受け付けた時点より、パートナー税理士と節税を意識した相続手続きを情報を共有しながら進めて行くため「税理士は自分で探してください」などと言う冷酷な態度はしません。

さらに、そもそも当事務所の遺産整理業務には、「基本報酬」「最低報酬額」という実費が項目としてありません。

当事務所の「ワンストップサービス」については、別のページで詳しくご紹介しています。他の士業に下請けに出すことがワンストップサービスではありません。遺族にとって頼れる窓口でなければなりませんが、単なる窓口で終わってもいけないと考えます。

ワン・ストップ・サービスとは

相続問題はワンストップで全て解決

詳細を見る

急な状況の変化にも対応できるか?|途中で投げ出されても困るだけ

いざ銀行に遺産整理業務を依頼しても、相続人を調査している途中で、相続人の中に行方不明者がいたり、認知症で判断能力が劣る方がいることが判明した場合、その後の手続きはダメと言われることがあります。

これは家庭裁判所へ一定の手続きをとる必要があるからであり、特殊な事例には対応できないことを意味します。実際に、相続人中に認知症の方が2名いたケースで、信託銀行から途中で手続きを断られ、当事務所で手続きを手伝い、完了した例があります。

当事務所は相続手続きを専門にしている事務所ですから、このような特殊なケースにも十分に対応できます。ただし、相続人の間で「当事者での合意形成が困難な状態ですでに紛争が発生している状況」となっている場合は、当事務所が提携する弁護士事務所をご紹介いたします。

司法書士今健一、司法書士齋藤遊の近影

遺産整理とは「相続手続きを丸投げ」すること

遺産整理とは、被相続人の遺産を整理して相続人へ承継させる手続き(「相続手続き」)を言います。遺産整理業務とはこれらを相続人に代わって行う業務です。

もちろん、不動産の相続手続きだけ、預金の相続手続きだけなど、特定の手続きだけを依頼することもできるのですが、遺産整理とはそれらの手続きを一括して行うものです。

一つ一つを個別に依頼しなくとも、最初から最後まで一貫して連続性のある手続きをしてもらえることにメリットがあります。

相続手続きには手順があり、数々の種類があります。これらを不慣れな遺族の方たちだけで処理しようとしても限界があります。そもそも一般の方は相続手続きの手順など知らないのが普通です。

相続手続きを手順通りに行うのは難しいことなのか?

相続手続きには手順があると書きましたが、具体的にどのような手順で、何をすべきなのでしょうか。

【相続の手順】
<手順1>遺言が残されているか調査
<手順2>誰が相続人になるかを確定させる
<手順3>何が遺産になるかを確定させる
<手順4>遺産分割協議をする(相続放棄をする)
<手順5>遺産分割協議で紛争が起こったら
<手順6>相続税の確定(節税のアドバイス)
<手順7>相続した不動産の登記・預貯金の解約など

手順のそれぞれでするべき相続手続きがあります。裁判所への遺言書の検認申立て、戸籍謄本や残高証明書、登記事項証明書の取り寄せ、遺産分割協議書の作成、裁判所への相続放棄の申述、預金の解約手続き、株式の名義変更、相続税の申告、不動産の相続登記、相続人への金銭の分配手続き等…。

このように相続手続きは思っている以上に大変です。時間が無ければ、そもそもこれらの手続きを個人で行うのは困難です。また、時間があっても遺産の種類が多いと手間も増えますから、やはり自分で行うのは難しいでしょう。

また、相続手続きの中には期限のあるものもあります。たとえば、準確定申告は4か月以内、相続税の申告は10か月以内となっています。ですから、期限内に手続きを行うためにも、速やかに遺産の整理を行う必要があります。

代行してもらえる「17つの内容」を具体的に知りたい

当事務所に遺産整理を依頼すると、遺族に代わって、上に掲げた【相続のプロセス】で必要な諸手続きを、すべて相続人に代わって行います。

具体的には、必要に応じて以下の表の17項目すべてを行うことができます。

ご依頼・ご相談の内容私たちで代行する具体的な業務内容
1「遺言書が出てきました」家庭裁判所へ遺言書の検認申立て
2「相続人を調べてほしい」戸籍謄本等の収集、相続関係説明図・法定相続情報一覧図の作成
3「遺産を調べてほしい」不動産の調査、預金・有価証券・投資信託の残高証明の請求、債務の調査、遺産目録の作成
4「遺産の分け方を教えてほしい」遺産分割協議のアドバイス、遺産分割協議書の作成
5「他の相続人と連絡を取ってほしい」電話や郵便でご相続人への経緯の説明、相続人会議が必要な場合は会議に関する一切の事項(通知・会議室の手配・会議の司会進行など)
6「相続人に認知症がいるので成年後見の手続きをして欲しい」家庭裁判所へ成年後見人の選任の手続き
7「相続人に行方不明がいるのでその手続きもお願いしたい」家庭裁判所へ不在者財産管理人の選任の手続き
8  「相続人に相続放棄をしたい人がいるのでその手続きもお願いしたい」家庭裁判所へ相続放棄の申述の手続
9「相続人に未成年者がいるのでその手続きもお願いしたい」家庭裁判所へ特別代理人の選任の申し立て
10「話し合いが決裂しました」遺産分割調停の申し立て、提携の弁護士の紹介
11「不動産の名義変更をしてほしい」不動産の相続登記手続き(不動産登記)
12「不動産を売却したいので業者を紹介してほしい」適切な不動産業者の紹介
13「故人は経営者だったので会社の登記もしてほしい」会社法人等の登記手続き、その他の事業承継に関する手続き
14「預貯金、株式等の手続きもしてほしい」金融機関への解約・変更手続き
15「相続人へ遺産を分配してほしい」分配の振込手続き
16「相続税の申告をしてほしい」
「確定申告をしてほしい」
提携の税理士の紹介、相続税の対策方法や相続税の納税資金の準備方法、納付のアドバイス、相続財産を売却した場合は確定申告
17「遺品の片づけをしてほしい」提携の遺品整理業者の紹介

実は、この表には、遺産相続手続きを専門にしている当事務所だからこそできる内容も含まれています。司法書士ならどこでも同じではありません。この表の項目にないものについては別途お問い合わせください。

遺産整理で相続人は何を準備すればいいのでしょうか?

では、遺産整理を依頼するにあたって、相続人が自分でしなければならないことは何でしょうか。次の2つです。

1印鑑証明書の用意印鑑証明書は司法書士が代理して取得することはだきません。ご自分で用意していただきます。
2遺産の概要に関する情報の提供・当事務所で被相続人の遺産を0から調査することは困難です。
・遺産の詳細(例えば預金残高など)は調査可能ですが、遺産の概要はお知らせください。
・通帳、株式等の取引明細、権利証、登記事項証明書、固定資産税の納税通知書、生命保険、年金に関する資料など、故人の遺産と思われる情報の提供をして下さい。
・具体的にどのような情報を提供していただくかは事例によって異なります。個別にご案内いたしますのでご安心ください。

それぞれのケースによって違ってくることはありますが、原則として相続人がしなければいけないことは、以上の2つです。

司法書士に遺産整理を依頼したものの、実際に手続きが始まると、依頼者が自分でやらなければならないことが予想外に多くて不安になるようなことは、あってはならないことだと考えます。

遺産整理の当事務所の方針は「信頼関係を重視」

故人の遺産が多いほど、そして相続人の数が多いほど、遺産整理にかかる時間は長くなります。その手続きの中で予想外の事態が生じることもあります。たとえば、突然相続人の1人が反対したり、知らない相続人が判明したりなどです。このような場合、手続きの代表相続人はとても不安な気持ちになります。

そのようなとき、当事務所は少しでも相続人の心の支えになるように心がけています。依頼者と司法書士の信頼関係は何よりも重要だと思います。遺産整理を進めるに際して、当事務所が心掛けていること、方針は別のページにまとめさせていただきました。

当事務所の理念

相続に悩む遺族の心の支えになりたい

詳細を見る

いまなら遺産整理の無料相談を受付中

私たちは、相続手続き専門の司法書士事務所です。東京国分寺で約20年に渡って相続問題に取り組んできました。オンラインにより全国対応をしています。

このページでは、「遺産整理は銀行の手数料の1/4になる場合もある相続のプロに依頼」と題して、相続手続き専門の司法書士の立場から、まさに今あなたが困っていることについて、知っておくべきことを解説しました。

このページでお伝えした、「いま現に相続手続きで困っているあなたが知っておかなければならないこと」は次の3つです。

  1. 銀行に遺産整理を依頼すると当事務所の4倍の費用がかかることもあること
  2. 知識のない方が相続手続きを手順通りに行うのは難しいこと
  3. 本当の遺産整理とはワンストップで丸投げできるものであること

ひとことで「遺産整理」と言っても、相続人の事情は様々で、それによってやるべき相続手続きも変わってきます。ぜひそのような問題を解決する場面で私たち相続手続きの専門家をご活用いただければと思います。

専門知識を有する私たちであれば、疑問にお答えできます。また相続問題に強い提携の弁護士・税理士もおりますので、あらゆる方向の問題解決が可能です。

いまなら毎週土曜日に面談(対面・非対面)による無料相談を実施しています。また無料相談は平日も随時実施しています。

お電話(予約専用ダイヤル042-324-0868)か、予約フォームより受け付けています。メールによる無料相談も行っております。

いずれも無料ですが誠意をもって対応します。ご利用を心よりお待ちしております。